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最新記事【2007年11月05日】

葉酸は、ビタミンB群の一種で、ビタミンMとも言われています。


葉酸が最初に抽出されたのはほうれん草からで、ラテン語で「フォリウム」と呼ばれることから葉酸と名づけられたそうです。


葉酸は妊娠時に必要な栄養素との認識が高いですが、その他にもさまざまな効能を発揮してくれるのです。

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葉酸には、遺伝物質でもあるDNAやRNAを構成している核酸の合成や、赤血球の合成、アミノ酸の合成やたんぱく質の生成・促進、皮膚の粘膜強化、口内粘膜強化などの働きがあります。


葉酸は、神経管閉鎖障害の予防効果があります。

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神経管閉鎖障害とは、赤ちゃんの中枢神経系の元となる神経管がうまく作れない症状で、神経管の下部に問題があると、二分脊椎と呼ばれ、歩けなくなったり、膀胱や直腸が機能しなくなりしてしまいます。


神経管の上部で問題が起きると脳がうまく作られず、無脳症と呼ばれ流産や死産の可能性が高くなってしまいますが、これらの症状は葉酸の積極的な摂取で、7割近く発症を低減できると言われています。


葉酸は、貧血にも効果を発揮します。

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貧血予防のビタミンと言うと鉄分やカルシウムと思われる方がかなりいらっしゃると思いますが、実は、赤血球を作るためには、葉酸そして、ビタミンB12がとても重要なのです。


葉酸が不足すると、赤血球の生成がうまく働かないばかりか、葉酸を運ぶ力が劣り、悪い赤血球が生まれてしまい、貧血の原因になります。


ちなみに、葉酸やビタミンB12不足からくる貧血は、悪性貧血を呼ばれます。

葉酸は、水溶性ビタミンで水に溶けやすく、熱にも弱いため、食事での摂取はとても難しく、かなりの量が必要になります。


葉酸だけでなく、ビタミンなどが食物を通して体内利用率は50%に対して、サプリメントからの利用率は85%~90%と言われております。

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葉酸は毎日の摂取が必要です。食べ物からの葉酸の吸収率は50%、サプリメントからの吸収率は75%と厚生労働省のHPで発表されていますので、やはりサプリメントからの補助が良いでしょう。


葉酸の摂取時の注意点として、ビタミンB群と相互的に働くので、ビタミンBコンプレックスで摂るようにすると、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、そして葉酸といっぺんに摂れるし、効果もあります。

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特に、ビタミンB12と葉酸が協力することで造血を促進してくれますので、貧血気味の方には良いでしょう。


また、葉酸はビタミンB6、B12、ビタミンCがないと十分な機能を発揮でしませんので、バランスよく摂取するよう心掛けましょう。


葉酸の過剰症としては、発熱や胃腸炎を起こしたり、まれな皮膚アレルギー反応を起こしたり、呼吸障害・胃腸障害などが見られたりします。

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葉酸の過剰摂取はビタミンB12の欠乏による貧血を隠すので、気をつけなくてはいけません。


しかし、葉酸は水溶性ビタミンで、過剰に摂取しても尿として排出されます。


葉酸の摂取上限は一日当たり1000mgとされていますが、調理による葉酸の栄養損失や吸収がよくないことを考えると通常の食事にサプリメントを利用したところで上限を超えることはあまり考えられないでしょうから過剰摂取の心配はないでしょう。

ビタミンA・CやB群、鉄やカルシウムなどは比較的どの食物に入っているのか、代表食品などがわかりやすいですよね。


しかし、葉酸と聞くとなんとなく、自然食品からと言うよりもファンケルやネイチャーメイド、DHC等から出ているサプリメントや葉酸クッキーなどプレママさんにはお手軽な物からの摂取の方がわかりやすいかもしれません。

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葉酸を多く含む食品には、どのようなものがあるのでしょうか?


野菜だと、からし菜・ほうれん草・春菊などの葉物や、アスパラ・ブロッコリー・かぼちゃ・さつまいも・栗・豆類などに葉酸が多く含まれています。

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果物だと、マンゴー・イチゴ・みかん・グレープフルーツ・パパイヤ・アボガドなど、南国系のフルーツに葉酸が多く含まれているようです。


卵も葉酸を含む食材ですが、卵のなかでも、主に卵黄に多く葉酸が含まれています。


レバー(鶏・牛・豚)は、かなりの量の葉酸が摂取出来ますが、レバー類の大量摂取はビタミンAの過剰摂取の心配がありますので、料理や食事の摂り方など注意が必要です。

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葉酸の必要摂取量は、成人男女で一日当たり0.2mg 妊娠中で一日当たり0.4mg 授乳中で一日当たり0.3mgとされています。


基本的に、日本人の若い女性は葉酸が不足しがちといわれています。


葉酸を多く含む食品群をどれだけ平均的に摂っているかというと、20~30歳代の女性の一日平均の葉酸摂取量が約0.3mgと言われています。


と言うことは、妊娠時期のまだ気づかない初期の段階では不足していることになってしまいますね。

その他にも、葉酸が不足すると、ホモシステインという物質が増え、動脈硬化を招き、脳梗塞や心筋梗塞などの原因になってしまいます。


ホモシステインの発生を抑えるには、葉酸以外にも、ビタミンB6とビタミンB12が必要です。


葉酸の欠乏症は、疲労感が初期症状です。

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更に、葉酸不足が続くと、顔色が青白くなり、過敏、息切れ、めまいのような一般的な症状に加えて、舌が赤くただれ、味覚低下、体重減少、下痢などが起こります。


アルコール依存症による栄養不足なども、葉酸の欠乏の原因になります。

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大量の飲酒は、葉酸の吸収と代謝を妨げてしまいますので注意が必要です。


そして、やはり最近注目されているのが、妊娠中の葉酸不足です。


注目を浴びている理由としては、妊娠初期に葉酸が不足すると、神経系の障害を持つ子供が生まれやすくなってしまうと言われていることです。

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2000年からは母子手帳にも葉酸の必要性が記載されるようなりました。


しかし、日本は、葉酸の必要性の認識度がかなり低く、葉酸が一番必要な妊娠初期を過ぎた頃に、妊娠に気づき産婦人科などで、葉酸のことを知り、葉酸クッキーやサプリメントなどでの栄養管理を始めるというのが現状です。


しかし、胎児の神経系障害を低減させるためには少なくとも妊娠1ヶ月前から、葉酸を摂取することが理想です。


妊娠中、授乳中の女性だけでなく、葉酸は、不妊の改善に対しても、有効であるとされていますので、将来妊娠を望んでいる女性にも日ごろから葉酸の摂取を心掛けていって欲しいと思います。

妊娠初期における葉酸の重要性と上手な摂取方法

妊娠初期の葉酸の重要性と上手な摂取方法、葉酸を多く含む食品と摂取量などを解説しています。